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ダンスも大いに流行っていた。ルーファス・トーマスRufus Thomasは「ザ・ドッグThe Dog」を流行らせ、その後、ジョコー・ヘンダーソンJocko Hendersonのテレビ番組で放送されるダンサーが、実際にダンスをしていたが、挑発的できわどい動きも含んでいたので、ジョコーの番組は終わってしまった。

チャビー・チェッカーChubby Checkerは「レッツ・リンボー・アゲインLet’s Limbo Again」と提案したが誰も乗って来ず、
フレディ・キングFreddie Kingは「ボサ・ノバ・ワツシ・ツイストBossa Nova Watusi Twist」に関しおそらく万全の準備をしたつもりだったのだろうが、アメリカ・カイロプラクティク協会から医療警告を受けたに違いない。


ビルボード誌3月16日の27ページに小さな記事が載っていて、「ビージェイ・レコードVee-Jay Recordsは、EMIの関係を通じて先週のイギリス・チャート上位の2曲、フランク・アイフィールドFrank Ifieldの『風来坊の唄The Wayward Wind』(コロンビアColumbia)と


ビートルズThe Beatlesの『プリーズ・プリーズ・ミーPlease Please Me(パーロフォンParlophone)』のアメリカでの権利を獲得した」と報じた。


もちろん、事実はそうではなく、キャピトル・レコードCapitol recordsはこれらのレコードを断り、ビージェイ・レコードVee-Jay recordsはトランスグローバル・レコードTransglobal recordsと取引したのだった。
その後、アイフィールドはイギリスで1位になり、ビートルズもさほど後れを取らず5位になった。ビージェイが業界新聞に広告を載せるまでには「プリーズ・プリーズ・ミー」は2位になり、発売を急ぐあまり、業界新聞広告とレコードのバンド名を「Beattles」とミススペルしてしまった。しかし、アイフィールドのレコードが売れてしまったのだから、笑いものになったのはキャピトルだった。確かにビートルズは、イギリスの田舎町出身のロックンロール・バンドなのだから誰も期待しておらず、アイフィールドは前年に、素敵なイージー・リスニングの「アイ・リメンバー・ユーI Remember You」がビージェイでヒットしていた。

ブライアン・エプスタインは、ジェリー&ペースメーカーズGerry and The Pace Makrsとヘレン・シャピロHelen Shapiroを自分のスター集団に加え、北の興行主に急成長していた。



ディオン&ベルモンツDion and The Belmontsを世に送り出した会社のローリー・レコードLaurie Recordsは、

5月初めに「ハウ・ドゥ・ユー・ドゥ・イットHow Do You Do It」をジェリー&ペースメーカーズのバージョンで出し、イギリスのチャートでは大暴れしてビートルズと競争していたのに、アメリカではたいしたことはなかった。
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ロニー・ドネガンLonnie Donneganの「ダズ・ユア・チューイングーガム・ルーズ・イッツ・フレーバーDoes Your Chewing-Gum Lose Its Flavour(On the Bedpost Overnight)?」などのノベルティ・レコードがヒットしたのとは好対照だ。

