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そして、ビルボード誌Billboardの新ジャンル用として割り当てられた特別コーナーの中で、マレー・ウィルソンMurry Wilsonがサーフ・ミュージックを説明している内容はこうだ。

「サーフ・ミュージックの土台はロックンロールのベース・ビート・フィギュレーションで、荒っぽくて奇妙な音をしたリード・ギターやエレキ・ギターに泣くようなサックスを加えている。サーフィン・ミュージックはティーンエイジャー受けするように、粗野な感じで、未熟に聞こえる必要がある。本物のカントリー&ウェスタンの場合と同じで、音楽が上手過ぎたり、洗練され過ぎていると、本物ではないと考えられてしまう。」ありがたいことに、ボ・ディドリーBo Diddleyやフレディ・キングFreddie Kingまでもがサーフィン・アルバムをリリースしたのだが、どちらもレコード会社が便乗し、音楽を実際に変化させたというよりは、古いインストゥルメンタルの録音をかき集めたレコードだった。
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![Freddy King Goes -Hq- [Analog]](https://m.media-amazon.com/images/I/71aok+9gZhL._UF1000,1000_QL80_.jpg)
ギターはアコースティックに限ると考えている人たちの中で、フォーク・ミュージックも盛り上がっていた。3月初め、ABCテレビは毎週「フーテナニーHootenanny」番組をジャック・リンクレターJack Linkletterのエムシーで放送すると発表した。

当時のすべてのフォークシンガーの中で最も愛されていたピート・シーガーPete Seegerが、番組で演奏をする前に忠誠宣誓書にサインすることを要請され、断ったことが明るみに出るとすぐに問題となった。


バンジョー奏者のビリー・フェイアーBilly Faierはファンによるボイコットを指揮したが、シーガー自身はたいしたことではないという態度を取り、義理の弟マイクMikeのグループ、ニュー・ロスト・シティ・ランブラーズThe New Lost City Ramblersが収録できるように、マイクの子供のベビーシッターまでした。


4月、ボブ・ディランBob Dylan(フーテナニーHootenannyに出演依頼がなかった)がニューヨーク市公会堂で演奏し、コロンビア・レコードColumbia recordsは5月にボブの2枚目のアルバムとなる「ザ・フリー・ホイーリン・ボブ・ディランThe Freewheelin’ Bob Dylan」を発売すると発表した。

しかし、並外れて人気のあった日曜夜のテレビ番組、「エド・サリバン・ショーEd Sullivan」への出演が、「トーキン・ジョン・バーチTalkin’ John Birch」の演奏不許可のためキャンセルになったのだが、この曲は右翼の政治組織を風刺するもので、その後、フリーホイーリンにプレスされなくなった。

