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曲作りだけしたり、選りすぐりのフォークソングを歌うだけのフォーク・アーティストもたくさんいた。イアンとシルビアIan and Sylviaはカナダ人デュオでカントリー色を帯び、時にはケベックなまりのフランス語がかったフォークを歌い、
グリーンブライアー・ボーイズThe Greenbriar Boysは都会のブルーグラスをやってみて、フォークソング・ファンを取り込んだ。

フォークウェイズ・レコードFolkways recordsはロスコー・ホルコムRoscoe Holcombやドック・ボッグスDock Boggsなど、新たに見い出された伝統的演奏者による曲をリリースしていた。
![Legacy of Roscoe Holcomb [DVD]](https://m.media-amazon.com/images/I/71M3v8LZYtL._AC_UF894,1000_QL80_.jpg)
「白人はブルースを歌う/演奏することができる/すべき」という論争をフォークの人達が続けているのは、デイブ・バン・ロンクDave Van Ronkのおかげであり、他にもミネアポリスのケルナー・レイ&グローバーKoerner, Ray and Glover、

そして、ボブ・ディランBob Dylanをコロムビア・レコードColumbia recordsと契約させた男の息子のジョン・ハモンドJohn Hammondがいた。

そして、もし正統性にこだわりつつも笑いでほっとするのを必要とするのなら、二人の素晴らしいシンガー、ジェフとマリア・マルダーGeoff and Maria Muldaurをフィーチャーしたボストン出身のジム・クウェスキン・ジャグ・バンドJim Kweskin Jug Band、そして、ニューヨークの際立って風変わりなホリー・モーダル・ラウンダーズHoly Modal Roundersがいた。

これらのフォークも大してたくさんのレコードを売ることはできなかったが、キャンパスやフォーク仲間で並み外れた出演をこなした累積効果と人気によって、たぶんお金は稼いだのだろう。「正統派」として認められたアーティストとしては、最初のアルバムからずっとチャートに載っていたジョーン・バエズJoan Baez、そして(時には、しぶしぶ正統派と認めざるを得ない)ピーター・ポール&マリー Peter, Paul and Maryがいて、そのLP2枚組ライブ・アルバム、「イン・コンサートIn Concert」のものすごい売れ行きに業界はびっくりした。



