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しかし西部ではこの現象を受け入れなかった。一つには50年代半ばに始まった、ベンチャーズThe Ventures、

![The Ventures – Perfidia / No Trespassing – Vinyl (Monarch Pressing, 7", 45 RPM + 2 more), 1960 [r13151883] | Discogs](https://i.discogs.com/fUGMGoQzuaMS1DPAyu948ad0jjBY4ZUf8kcf5p9IlZM/rs:fit/g:sm/q:90/h:589/w:568/czM6Ly9kaXNjb2dz/LWRhdGFiYXNlLWlt/YWdlcy9SLTEzMTUx/ODgzLTE1NDg5NTg0/ODAtMTUxMC5qcGVn.jpeg)
ウェイラーズThe Wailers、
ポール・リビア&レイダーズPaul Revere and The Raidersなど、エレキギターとドラムスだけで構成された小編成のバンドが、たいていは地域的でしかなかったが大流行していた。

このタイプのバンドが南へと広まり、ギター名人のリチャード・モンスールRichard Monsourが、戦後生まれたスポーツのサーフィンを楽しみながら気分転換をしていた。

プロとして演奏したくてたまらなかったので、父親の助けを借りてバンドを結成してレコードを作り、バルボア・ビーチBalboa Beachで毎週ダンスパーティーを催した。


ディック・デールDick Daleと改名したモンスールと、彼のバンドのデルトーンズThe Deltonesは、初ヒット「レッツ・ゴー・トリッピンLet’s Go Trippin’」(トリッピンは、知り合いの子たちが使うサーフィンの単なるスラング)のタイトルにサーフィンを入れ、結局ヒットした。サーフィン・インストゥルメンタルはロサンゼルスでレコーディングされ、波のないところでもよく売れた。


そういえば、海のないところでも。
カリフォルニア州ホーソーン近くでは、3人兄弟とほかの2人によるグループが、ボーカル・グループ音楽の練習をしたり浜辺をうろついていたが、実際にサーフィンをしたのは、そのうちのデニス・ウィルソンDennis Wilson、一人だけだった。

デニスは、これらのレコードには言葉がないという興味深い事実に飛びついた。なんと誰もサーフィンについて歌っていなかったのだ。すぐに兄のブライアンが歌詞を書き、父親のコネでキャピトル・レコードCapitol Recordsと契約したが、この会社はビッグ・スターのフランク・シナトラFrank Sinatraとディーン・マーチンDean Martinをワーナー・ブラザースWarner Bros.に引き抜かれて、何としてもヒットが欲しかった。


キャピトルは、ウィルソン家のグループであるビーチ・ボーイズThe Beach Boysでヒットを出した。
![The Beach Boys – The Very Best Of The Beach Boys (Anthology 1963-69) – 2 x Vinyl (Duophonic, LP, Compilation, Stereo), 1974 [r3284543] | Discogs](https://i.discogs.com/SNN_FRAz3FXDp7LqAbQR6ZE2itK35H-3d-sNIK_OjNs/rs:fit/g:sm/q:90/h:600/w:600/czM6Ly9kaXNjb2dz/LWRhdGFiYXNlLWlt/YWdlcy9SLTMyODQ1/NDMtMTQyMTkyOTQ0/OC04ODAzLmpwZWc.jpeg)

