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それどころか、昔の演奏者の再発見や新発見は次に起こることのために重要だった。1964年、スポーツライターでフォーク・ファンのディック・ウォーターマンDick Watermanとほかの二人の男が、よりにもよってニューヨークのロチェスターで、伝説的ブルースマンのエディJサン・ハウス Eddie J. “Son” Houseを見つけ出した。


間近に迫ったこの年のニューポート・フォーク・フェスティバルで演奏してもらえることに意を強くして、さらに探そうとしたところ、この頃にはレアなレコードに名前だけ載っていたもう一人の伝説的人物のネヘミア・スキップ・ジェームスNehemiah “Skip” Jamesを、他のファンたちが見つけ出していたことが分かった。
この二人以外に出演するミシッシピ・ジョン・ハートMississippi John Hurtは、他の二人同様、前年に見つけ出され、聴衆を惹きつける穏やかなカリスマだけでなく、名人芸もまだそのままだった。

(あるファンが、クラシックのあこがれのギタリスト、アンドレス・セゴビアAndres Segoviaにハートのレコードをかけたところ、ギタリストが二人いるとセゴビアが叫んだという話は、残念ながら真実でない。)
グリーンブライアー・ボーイズThe Greenbriar Boysのマンドリン奏者、ラルフ・リンズラーRalph Rinzlerは、

フォークウェイズ・レコードthe Folkways recordsのアルバム、「アンソロジーAnthology」のスター、クレアレンス・アシュレーClarence Ashleyを見つけ出し、ニューヨークに呼んで自分の組織する非営利団体、フレンズ・オブ・オールド・タイム・ミュージックFriends of Old Time Musicが企画したコンサートで演奏してもらった。



それだけでなく、アシュレーが現れた時、自分の町のかなり若いアーセル・ドク・ワトソンArthel “Doc” Watsonを引き連れたのだが、ワトソンが演奏するフォーク・ギターのスピードと正確さに、フォーク・ギタリストたちは舌を巻き、その後フォーク演奏者として人気が出た。

これらの古いレコードは、遠い昔に録音したと思われていたが、実はせいぜい35年前の録音だと知ることは、フォーク・ムーブメントの「正統派」に新たな力を与えることになった。

