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しかしみんなの注目を集めたのはイギリス人だった。ビートルズは大急ぎでイギリスに戻り映画製作に取りかかったが、この映画はウェールズ人脚本家アラン・オーウェンAlun Owenが書き、監督はロンドン在住のアメリカ人リチャード・レスターRichard Lesterで、
コメディ一番組ザ・グーンズthe Goonsでテレビの番組や映画を製作してジョン・レノンJohn Lennonの気持ちをつかんだ。
グーンズのレコードはビートルズのプロデューサー、ジョージ・マーティンGeorge Martinが作っていた。

急いでまとめられた、ジョン・レノンの文章集、ア・スピニアード・イン・ザ・ワークスA Spaniard in the Worksを読めば分かるように、ほとんど模倣ともいえるほどレノンは彼らを崇拝していた。
![A Spaniard in the Works [書籍]](https://m.media-amazon.com/images/I/81VEL7TLhnL._AC_UF1000,1000_QL80_.jpg)
このビートルズの映画は(幸いにも)当初伝えられていたように、「ザ・ビートルズThe Beatles」ではなく、リンゴRingo Starrが間違って発した言葉を使って、ア・ハード・デイズ・ナイトA Hard Day’s Nightになり、撮影に丸6週間半かかった。


ところが実は、ビートルズThe Beatlesという題名の方が良かったのかもしれないのは、ビートルズがテレビ番組のためにロンドンに来てビートルズ・ファンに遭遇するという筋書きをうまく要約しているからだ。まじで。しかし結果として、ビートルズThe Beatles、リチャード・レスター、アラン・オーウェンへの賛辞となったのだが、オーウェンは、ファンタジーやびっくりするような映画テクニック、そしてもちろん、歌・演奏をやせっぽちのビートルズ・メンバーに割り当てた。
5番目の主役は、背の高いやせこけたポールの反抗的なおじいちゃん(ウィルフリッド・ブラムベルWilfrid Brambellが演じる)であり、気を付けてみる必要がある。

ビートルズはホテルに閉じ籠り、マネジャー達は、テレビ局の準備をするために出かけている合間を使って、ビートルズには写真にサインし、ファンの手紙に返事を書いて欲しかった。ビートルズの各メンバーは、おじいちゃんの一暴れしたいという気持ちに動かされ、それぞれが様々な冒険をする。もちろん記者会見があって、食べ物・飲み物が出されたが、ビートルズの誰も手をつけられなかった。それから、最も大事なリハーサルがあったが、どのメンバーもしなかった。もちろん、最後に、ショーは行われる。それでおしまい。

