ディスクユニオンの下記店舗でも販売中
お茶の水駅前店・吉祥寺店・川崎店・町田店・横浜関内店・浦和店・大宮店・
新宿ロックレコードストア・池袋店・立川店・ブックユニオン新宿・ROCK in TOKYO・名古屋店・大阪店
戻ってくるとすぐに、正確にはパーティーではなくイベントを開催することを決め、「アシッド・テストを通過できるかCan You Pass the Acid Test?」と書いたポスターが町中に貼られた(イーストコーストのLSDの連中にとって困ったことは、ウェストコーストの連中が、「酸」をリセルグ酸の意味で呼んでいたことだ。)

初回は彼らの共有している建物で催され、ウォーロックスThe Warlocksはバンドとして雇われたので、理想的なお膳立てとなり、「アシッド・テストをしに来たけど僕らを見るために来たわけじゃなかった」とガルシアは後年楽しそうに思い出した。

彼らは何が起こるのかを確かめるために、やりたいだけやれたし、実際にやった。
キーシーズの仲間は、ヘルズ・エンジェルスThe Hells Angelsのオートバイ・ギャング地方支部と友達になり、このギャングはLSDも楽しんでいて、オウズリーOwsleyは大量に製造し、彼らとプランクスターズThe Pranksters、ウォーロックスThe Warlocksは、みんな知り合いになった。


ついに、ウォーロックスは一流を目指す時期だと決め、それは彼らの場合、大都市サンフランシスコを意味し、ヘイトストリート近くの木造ビクトリア朝の家に無政府主義の若者たちが住むようになった。デモテープを作るためにライブからお金を出し合ったが、11月初めにゴールデン・ステート・スタディオスGolden State Studiosに行くまでには、別のウォーロックスがイーストコーストにいてレコード契約をしていることが分かった。新しい名前は必須だった。ゴールデン・ステートでレコーディングしたテープは「イマージェンシー・クルーThe Emergency Crew」という名前にしたが、それは一時的なものだった。

そのすぐ後に、誰かがファンク&ワグノルズ出版社の分厚い辞書を本棚から引っ張り出して、ランダムに開けた。指をさすと神話研究で使われる言葉に当たったのだが、その神話ではヒーローが冒険の旅をする中で、彼を愛する死者の魂がヒーローを助ける、ザ・グレイトフル・デッドthe Grateful Deadという話だった。

それに決まった。ガルシアが後で説明したように、「その名前は、好奇心の強い野次馬を排除するのに十分だった」。

