ローリー/モホーク/ラスト/アンディ/エムゲ Laurie/Mohawk/Rust/Andie/Emge
ローリーは1958年にスタートしたニューヨーク市のレーベル。このレーベルは、ディオン&ベルモンツDion & The Belmonts の「アイ・ワンダー・ホワイI Wonder Why」がビルボードの18位にチャートインしたのを皮切りに、続いて同グループの「恋のティーンエイジャーA Teenager In Love」というレコードをリリースした。
ローリー・レコードは最初、この「恋のティーンエイジャー」をドゥーワップ・グループのミスティックスThe Mysticsにレコーディングさせようとした。
しかしローリーは土壇場で、ディオン&ベルモンツにこの曲をレコーディングさせることを決めた。
1959年、ニューヨーク・ブルックリンのミスティックスはローリーから「ハッシャバイHushaby」をリリースし、ビルボード20位にチャートインした。
1961年、ジャーメルズThe Jarmelsはローリーから「ア・リトル・ビット・オブ・ソープA Little Bit Of Soap」を発表し、ビルボード12位にチャートインした。
シフォンズThe Chiffonsは、ローリーにとって最大の成功を収めた「いかした彼He’s So Fine」が1963年にチャート1位、
「ワン・ファイン・デーOne Fine Day」が1963年にチャート5位、
「ア・ラブ・ソー・ファインA Love So Fine」が1963年にチャート40位、
「アイ・ハブ・ア・ボーイフレンドI Have A Boyfriend」が1964年にチャート36位、
「スウィート・トーキン・ガイSweet Talkin’ Guy」が1966年にチャート10位を記録した。
31組のドゥーワップ・グループがこのレーベルで録音した。