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1か月後、ヘロイン問題を抱えていることが知られていたレイ・チャールズが、若い作家コンビのニコラス・アッシュフォードNickolas Ashfordとバレリー・シンプソンValerie Simpsonが書いた
「レッツ・ゴー・ゲット・ストーンドLet’s Go Get Stoned」をレコーディングした時には、覚醒の意味だとは誰も気づかなかった。

![Ray Charles – Let's Go Get Stoned – Vinyl (7", 45 RPM), 1966 [r543319] | Discogs](https://i.discogs.com/wilcKT6G9dID3b5dA6NUSm8ZB7DeVs1gvcE6UD2SjPU/rs:fit/g:sm/q:90/h:597/w:600/czM6Ly9kaXNjb2dz/LWRhdGFiYXNlLWlt/YWdlcy9SLTU0MzMx/OS0xMjczMjc4MDA1/LmpwZWc.jpeg)
もちろん、これを買った多くの人は、アッシュフォードやシンプソン(そしてディーン・マーチンDean Martinやフランク・シナトラFrank Sinatra)の意味する言葉は、少し飲みすぎくらいに思っていた。

ディランとしてはこんなことは超越していた。ナッシュビル・セッションでは、ボブ・ジョンストンBob Johnstonがプロデューサーとしてまだ組んでたくさんの曲を残し、4月半ばにオーストラリアとニュージーランドで始まり、月末にはほとんどがイギリスで連日となるヨーロッパに向かう過酷なツアーに出かけた。


ディランと組んでいたのが、しばらくロニー・ホーキンスRonnie Hawkinsのバックを務めて一緒にいたバンドのホークスThe Hawksであり、アーカンソー州出身の狂人で、ロカビリーから出発し常軌を逸したロックンロールに突き進んだ。

ドラマーのレボン・ヘルムLevon Helmはただ一人アメリカ出身のバンド・メンバーで、残りはホーキンスがカナダで選んだ。


