アラジン/スコア/7-11/ランプ Aladdin/Score/7-11/Lamp
豊富なリズム&ブルースのカタログで主に知られるアラジン・レコードは1945年に、ランプは1954年にスタートした。ランプは17組のドゥーワップ・グループをレコーディングする
ドゥーワップ・グループの中で最も成功したのは、「グローリー・オブ・ラブGlory of Love」のファイブ・キーズThe Five Keysというスムースなボーカル・ハーモニー・グループだった。
ファイブ・キーズは1955年にアラジンを離れ、キャピトル・レコードCapitol Recordsに移籍した。
アラジン・レコードではデュオが大人気だった。シャーリーとリーは1952年に契約したカップルだった。1956年には「レット・ザ・グッド・タイムス・ロールLet the Good Times Roll」がビルボード20位、1957年にも「アイ・フィール・グッドI Feel Good」がビルボード38位にチャートインし、全米ヒットを記録した。
1955年、アラジンはもう一組のリズム&ブルース・カップル、ジーンとユニスGene and Euniceが大成功を収める。1957年、彼らは「コ・コ・モKo Ko Mo (I Love You So)」で大成功を収め、リズム&ブルースのビルボード7位にチャートイン、その3週間後には「ディス・イズ・マイ・ストーリーThis Is My Story」で再び8位になった。
ペリー・コモPerry Comoは同年(1955年)、彼らの「コ・コ・モ」をカバーし、ビルボード2位を獲得した。
サーストン・ハリスThurston Harrisはアラジンに加入し、「リトル・ビティ・プリティワンLittle Bitty Pretty One」がリズム&ブルースで大ヒット(チャート2位)し、ビルボードでも6位のヒットを記録する。
アラジンはドゥーワップ・グループ、ベルベトーンズThe Velvetonesにファイブ・キーズThe Five Keyの「グローリー・オブ・ラブ」のドゥーワップ・バージョンをレコーディングさせ、10代のドゥーワップ・ファンに好評を博した。