オールド・タウン/パラダイス/ウィズ/ミュニック
Old Town/Paradise/Whiz/Munick
ニュージャージーのドゥーワップ専門のレーベル。17組のドゥーワップ・グループを録音した。レーベルは50年代半ばに始まり、1965年に終えた。
このレーベルで最も人気があったグループは、「ゼアリズ・ア・ムーン・アウト・トゥナイトThere’s a Moon Out Tonight」のカプリスThe Capris、
「ソー・ファインSo Fine」のフィエスタスThe Fiestas、
「ウォーキング・アロングWalking Along」のソリテアーズThe Solitaires、
「リメンバー・ゼンRemember Then」のアールズThe Earls、
「レット・ザ・リトル・ガール・ダンスLet the Little Girl Dance」のビリー・ブランドBilly Bland、
「ウィー・ビロング・トゥゲザーWe Belong Together」のロバートとジョニーRobert and Johnnyだった。
この最後の曲は、1958年にレーベル初の大ヒットとなった。オールド・タウン・レコードはニューヨーク・シティのドゥーワップと見られていた。この会社は、13年の歴史の中でビルボードTOP40に入るヒット曲を6曲しかリリースしていない。このレーベルの素晴らしいところは、ロックンロールの聴衆を喜ばせたドゥーワップをリリースすることだった。