3-9.アイム・ソー・ヤングI’m So Young-スチューデンツThe Students(プレズ・タイアスPrez Tyus)
58年5月ノートNoteのシングルとして発売、58年8月チェッカーCheckerのシングルとして再発売、61年3月アーゴArgoのシングルとして再発売:R&B26位
『僕にはガールフレンドがいる/彼女は僕が彼女のただ一人の人だと言う/[グループが入る]結婚したい/でも僕たちは若すぎる/とても若い/誰とも結婚できない』。16歳から結婚したいと思っていて、特に、オハイオ州ヤングスタウンのスラム街出身の若者が、感情を入れて歌えば、忘れられない歌詞だ(おそらく、コール・ポーターCole Porterのスタイルでなくても)。
50年代にこの町には何かが起こっていたに違いない――というのは「ラマ・ラマ・ディン・ドンRama Lama Ding Dong」もここからだからだ。
「アイム・ソー・ヤング」は、このレコードのA面だったが、B面(次の曲の「エブリデイ・オブ・ザ・ウィークEveryday Of The Week」)も独立して、ドゥーワップのエバーグリーンになり、このグループがボーカル・ハーモニーにアップテンポとバラードの両方を合わせる手法をマスターする能力があることを示している。
58年半ばに、小さなノート・レーベルNote labelからリリースされて、このレコードは、数か月後にシカゴにある常にアグレッシブな、チェス/チェッカー/アーゴChess/Checker/Argoのコングロマリットに取り上げられ、次の数年間に2回再発行された。
グループは1959年にノートでの2回目のセッションの直後の解散し、リード・シンガーは最終的に残念なことだが、施設に収容されて再び姿を現すことは無かった。