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ジョニー・マエストロ&クレスツJohnny Maestro and The Crestsのバックは、1961年にデル・サティンズThe Del Satinsが務める。シェップ&ハートビーツShep and The Heartbeatsは、シェップ&ライムライツShep and The Limelitesとなる。
「カム・トゥ・パラダイスCome To Paradise」(1959年)のトニー・パッサラクア&ファシネーターズTony Passalaqua and The Fascinatorsは、後に「プリーズ・ビリーブ・イン・ミーPlease Believe In Me」(1961年)のトニー・リチャード(パッサラクア)&トゥワイライツTony Richard (Passalaqua) and The Twilightsとなる。
成功したドゥーワップ・グループのリード・シンガーの多くは、ソロでリズム&ブルースのキャリアを成功させることになる。ハリウッド・フレイムスThe Hollywood Flames のリード・シンガー、ロバート・バードRobert Byrd)の「バズ・バズ・バズBuzz-Buzz-Buzz」はビルボード11位にチャートインし、1957年にはボビー・デイBobby Day(リズム&ブルースのソロ・アーティスト)として「リトル・ビティ・プリティ・ワンLittle Bitty Pritty One」をレコーディングした。
デイと同じ曲は同年、ドゥーワップ・グループ、ファイブ・ロイヤルズThe Five Royalesの元メンバー、サーストン・ハリスThurston Harrisによってレコーディングされ、ビルボード6位にチャートインした(デイはチャートインせず)。
サーストンは1958年にも調子に乗って、ボビー・デイのレコード「オーバー・アンド・オーバーOver And Over」をリリースするが、この時はデイの曲は「ロック・イン・ロビンRock-In-Robin」のB面だった。
デイはビルボード2位にチャートイン。プリテンダーズThe Pretendersのリード・シンガー、ジミー・ジョーンズJimmy Jonesはソロのリズム&ブルース・アーティストとしてレコーディングを行い、ビルボード1位の「ハンディ・マンHandy Man」、ビルボード3位の「ステキなタイミングGood Timin」といったヒットを放った。