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オリジナル・ドリフターズThe original Driftersとビリー・ワード&ドミノーズBilly Ward and The Dominoesのリード・シンガー、クライド・マクファターClyde McPhatterは、ソロのリズム&ブルース・アーティストとして大成功を収め、「トレジャー・オブ・ラブTreasure of Love」や「ア・ラバーズ・クエスチョンA Lovers Question」がビルボード16位と6位にランクインした。
ビリー・ワード&ドミノズBilly Ward and the Dominoesのリード・シンガー、ジャッキー・ウィルソンJackie Wilsonは、リズム&ブルースのソロ・アーティストとして、「ロンリー・ティアドロップスLonely Teardrops」や「リフティング・ミー・ハイヤー・アンド・ハイヤー(Your Love Keeps) Lifting Me Higher and Higher」などのヒット曲で大成功を収めた。
「ゼア・ゴーズ・マイ・ベイビーThere Goes My Baby」をヒットさせた新生ドリフターズのリード・シンガー、ベン・E・キングBen E. Kingは、「スタンド・バイ・ミーStand By Me」(4位)、「スパニッシュ・ハーレムSpanish Harlem」(10位)などのヒット曲でソロ・アーティストとして成功する。
成功したドゥーワップ・グループのメンバーは他にもいる。ムーングロウズThe Moonglowsのマービン・ゲイMarvin Gaye、デル・バイキングスThe Del Vikingsにいたチャック・ジャクソンChuck Jacksonの「エニ・デイ・ナウAny Day Now」、
オリジナル・ドリフターズにいたボビー・ヘンドリックスBobby Hendricksの「イッチー・トゥイッチー・フィーリングItchy Twitchy Feeling」、
クレシェンドスThe Crescendosにいたリード・シンガー、デール・ワードDale Wardの「オー・ジュリーOh Julie」、
ローマーズThe Roamersにいたウィルバート・ハリソンWilbert Harrisonの「カンサス・シティKansas City」、
ロイヤルズThe Royalsにいたチャック・ウィリスChuck Willisの「ホワット・アム・アイ・リビング・フォーWhat Am I Living For」、
トニー・パッサラクアTony Passalaqua(ファシネイターズThe Fascinators在籍)はトニー・リチャーズTony Richardsとしてソロで「シャウト・マイ・ネームShout My Name」、
「ロンリー・ナイツLonely Nights」のハーツThe Heartsにいたジョニー・リチャードソンJohnnie Richardsonは、ジョー・リバースJoe Riversとデュエットを組んで「オーバー・ザ・マウンテン・アクロス・ザ・シーOver the Mountain, Across the Sea」を歌った。