1957年当時の寸評です。
レス・ポールとメリー・フォード お別れしましょう
ロックの全盛時代に、この夫婦のワルツを聞くのはうれしい。メリーのハスキーな声もレスのメランコリックなギターも、日本人にぴったりと言える。
Les Paul & Mary Ford – I Don’t Want You No More
ミスター・ブルーバード スー・レイニー
本来ならヒット確実の曲だが、歌い手が全くの新人だから「?」にした。しかし、スーハなかなかうまく、ジャズを歌わしても相当やれるだろう。英国辺りで大好評のレコードである。果たしてどうか。
Sue Raney – What’s The Good Word, Mr. Bluebird
ワーズ・オブ・ラブ ダイヤモンズ
「リトル・ダーリン」の品気チームの新作。もちろんロックで、セリフ入りだがメロディーに新鮮さがないのでどうだろう。むしろB面の「サヨナラもいわないで」の方が強そう。
The Diamonds – Words of Love