これらの曲は、トップの座を得ようと張り合ったが、パーシー・フェイスPercy Faithの弦楽器インストゥルメンタル「夏の日の恋Theme From a Summer Place」がほとんどトップに居続けた。


そして、マーク・ダイニングMark Dinningの「ティーン・エンジェルTeen Angel」は、デートにでかけた10代のカップルが、車が線路にはまり込んでしまうというお涙頂戴の物語である。


二人は衝突してしまう車を去るのだが、女の子は男の子の指輪を取りに戻ると、そのとき列車が自動車に衝突したのだった。このレコードはものすごく売れたのでトレンドになると思われ、すぐにデス・ソングがたくさん生まれることになる。しかし、ナッシュビルは、ロックンロールと「良い音楽」の間の最高の結果をもたらす領域を突いて、2月中旬に別の映画スタディオが大きなチャンスをつかんだ。ワーナー・ブラザースWarner Bros.は自社映画のサウンドトラックのリリースが中心だったが、衰えつつあったビル・ヘイリーBill Haleyとトップテン入りを目指して契約することに同意し、ビルはすぐに1958年のブラウェシ・スイート・ボーイズBulawesi Sweet Boysがオリジナルで、南アフリカのノベルティ・ソング「スコキアーンSkokiaan」のカバーをレコーディングした。
2月半ば、ワーナーズ・レコードWarners recordsは、エバリー・ブラザースThe Everly Brothersがケイデンス・レコードCadence Recordsとの契約期限が満了したら、再契約しないことが明らかになって以来ずっと、カントリー・ミュージック産業が待っていたことを公表した。

10年間毎年75,000ドルを保証するという空前の取引内容で、ワーナーズは契約したのだ。新契約下での最初のレコードは自作の「キャシーズ・クラウンCathy’s Clown」で、今の地位を築いたレコード同様に良いものであり、それ以上に良く売れた。

![The Everly Brothers – Cathy's Clown – Vinyl (7", 45 RPM, Single), 1960 [r8751754] | Discogs](https://i.discogs.com/Bb_1n8AO1XXoZnLKGBPROUjAx1_6M0mU4wVJKtedlms/rs:fit/g:sm/q:90/h:600/w:600/czM6Ly9kaXNjb2dz/LWRhdGFiYXNlLWlt/YWdlcy9SLTg3NTE3/NTQtMTQ2Nzk5Mzgz/OS0xOTIyLmpwZWc.jpeg)
