ほかに白人の2グループがチャート入りした。ベル・ノーツThe Bell Notesの「アイブ・ハドゥ・イットI’ve Had It」は鼻にかかった単調な曲だったが、ラジオ放送に火をつける何かがあったし、


ワシントン州オリンピア出身のフリートウッズThe Fleetwoodsは、テディ・ベアーズThe Teddy Bearsの静かで魅力的なサウンドを「カム・ソフトリー・トゥ・ミーCome Softly to Me」で磨きをかけた。
![THE Fleetwoods / COME Softly TO me [CD] ROCK/POP](https://m.media-amazon.com/images/I/717l+3MTPML._UF894,1000_QL80_.jpg)



とても素敵な「ダム・ダム・ドゥビ・ダム・ダム」というバックが、グレチェン・クリストファーGretchen Christopherのほとんど聞こえないリード・ボーカルをサポートした。
催眠術のようだった。コースターズThe Coastersはリーバー&ストーラーLeiber and Stollerの力を借り、「チャーリー・ブラウンCharlie Brown」の物語を語って社会秩序を乱し続けたが、このチャーリーはピーナッツPeanutsという漫画の丸い頭の子ではなく、ロッカー・ルームでタバコを吸い国語の教師を「おじさんdaddy-o」と呼ぶ、クラスの危ないピエロだ。
![The Coasters – Charlie Brown – Vinyl (7", 45 RPM + 2 more), 1973 [r7786077] | Discogs](https://i.discogs.com/Mqsbc4E-p8zrX8QS7ytgd92fQ6HdYk5msOzBR3J4HNE/rs:fit/g:sm/q:90/h:600/w:590/czM6Ly9kaXNjb2dz/LWRhdGFiYXNlLWlt/YWdlcy9SLTc3ODYw/NzctMTQ1NjIzMDI2/OC02NzQwLmpwZWc.jpeg)
このレコードは、作家のティーンエイジャーに関する知識、キング・カーティスKing Curtisのサックス、ボビー・ナンBobby Nunnの再低音部(「フー・ミー?Who Me?」)そして流行の早回しボーカル(「イヤー・ユーYeah, You」)をフルに活用した。

ロックンロール精神は、何はともあれ顔を出し続けていたのである。
