ロックンロール誕生 183

FLAMINGOS - AS TIME GOES BY - YouTube

1955年後半、彼らはチェス・レコードChess Recordsと契約した。チェス・レコード在籍中、フラミンゴズは7枚のシングルと2枚のLPをリリース。チェスでは、「ア・キス・フロム・ユア・リップスA Kiss From Your Lips」、「ザ・バウThe Vow」、「ウッド・アイ・ビー・クライングWould I Be Crying?」などのリズム&ブルースでまあまあの成功を収めた。

45cat - Flamingos - A Kiss From Your Lips / Get With It - Checker - USA - 837Flamingos – A Kiss From Your Lips / Get With It – Vinyl (7", 45 RPM, Single), 1956 [r7714209] | DiscogsThe Flamingos "The Vow" & "Shilly Dilly" Checker 846 Record & Custom Picture Slv

The Flamingos – The Vow Lyrics | Genius LyricsThe Flamingos "Would I be Crying" & "Just For A Kick" Checker 853 45/Custom PS | eBayThe Flamingos – Would I Be Crying Lyrics | Genius Lyrics

チェスで最も成功した曲は1956年の「アイル・ビー・ホームI’ll Be Home」で、リズム&ブルースのチャート5位を記録した。

I'll Be Home - song and lyrics by The Flamingos | SpotifyFlamingos : I'll Be Home/Need Your Love (7-inch, Vinyl record) -- Dusty Groove is Chicago's Online Record Store45cat - The Flamingos - I'll Be Home / Need Your Love - Checker - USA - 830

パット・ブーンPat Booneによるカバー・バージョン(歌詞は変更されている)は、同年のビルボードで4位を記録した。

Amazon.co.jp: I'll Be Home: ミュージックVintage 1956 Sheet Music Featuring Pat Boone Song Titled I'll Be Home - Ruby LanePat Boone - Venerable Music

フラミンゴズは、1956年のアラン・フリードの映画『ロック、ロック、ロックRock, Rock, Rock』と、1958年の『ゴー・ジョニー・ゴーGo Johnny Go』に出演した。

From the motion picture rock, rock, rock (will price) + cd-r - The Moonglows, Chuck Berry, The Flamingos - ( LP + 付録 ) - セラー: ubik76 - Id:1135192950Go, Johnny, Go! | Rotten Tomatoes

フラミンゴは1957年にデッカ・レコードDecca Recordsと契約し、5枚のレコードを録音した。デッカからの最初のリリースは、美しいバラード「ラダー・オブ・ラブLadder of Love」だった。

The Flamingos – Ladder Of Love – Vinyl (7", 45 RPM + 2 more), 1957 [r11003815] | Discogs

デッカはこの曲の制作を完全にコントロールし、フラミンゴズが白人のように聞こえることが必要だと決定した。フラミンゴズたち(特にジョンソン)は、自分たちの曲のアレンジに非常に腹を立てていた。この曲とデッカからリリースされた他の曲は注目されなかった。

フラミンゴズがデッカと契約したとき、ネイト・ネルソンNate Nelsonはまだチェス・レコードと契約していた。

FROM THE VAULTS: Nate Nelson born 10 April 1932Remembering Nate... - The National R&B Music Society Inc. | Facebook

チェスは、レコードにネイトを起用したデッカを訴えると脅し、デッカは(恐れをなして)フラミンゴズのプロモーションを止めた。「ラダー・オブ・ラブ」は美しいドゥーワップ・レコードで、今日でもクラシック・ドゥーワップ・ソングとして過小評価されている。

フラミンゴズは1958年にエンド・レコードEnd recordsに移籍した。エンドからの最初のリリースは、グループの新メンバー、テリー・バジー・ジョンソンTerry Buzzy Johnson(1957年加入)が書いた曲「ラバーズ・ネバー・セイ・グッドバイLovers Never Say Good-Bye」だった。

The Flamingos - WikipediaThe Flamingos – Lovers Never Say Goodbye Lyrics | Genius Lyrics

 

ジョンソンはフラミンゴズのステージに参加し、後に舞台裏でフラミンゴズに会い、神のお告げでフラミンゴに参加することになったと語った。フラミンゴズはかなり長いツアーを行っていたので、ジョンソンはガールフレンドに別れを告げなければならなず、そのことでインスパイア―されたのが、この曲だった。(2010年のラジオ・インタビュー)。ビルボードで52位を記録。(フラミンゴズがビルボードにチャートインした最初のレコードである)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です