ロックンロール誕生 169

エディ・コクランEddie Cochran（1938 -1960）ミネソタ州アルバート

エディ・コクランは10代でカントリー・ミュージックを始めた。バンドを結成し、音楽を追求するために学校を中退した。セッション・ミュージシャンや音楽ライターとしての仕事を得る。1956年、映画「女はそれを我慢できないThe Girl Can’t Help It」に出演した。

1958年、エディはジェリー・ケープハートJerry Capehartと「サマータイム・ブルースSummertime Blues」を作り、50年代のロックンロールに多大な影響を与えた。この曲はビルボードで8位を記録した。

50年代後半の短いキャリアの間、さらに数曲を生み出した。「カモン・エブリバディC’mon Everybody」チャート35位、「バルコニーに座ってSittin’ In the Balcony」チャート18位、「サムシン・エルスSomething Else」、

「マイ・ウェイMy Way」、「ウィークエンドWeekend」、「スリー・ステップス・トゥ・ヘブンThree Steps To Heaven」、

「トゥエンティ・フライト・ロックTwenty Flight Rock」、「チェリッシュトゥ・メモリーズCherished Memories」、「ティーンエイジ・ヘブンTeenage Heaven」。

1960年、シャロン・シーリーSharon Sheeley（ソングライター）、ジーン・ビンセントとともにイギリスで重大な自動車衝突事故に遭う。

エディは死亡し、他の2人は生き残った。

彼は自分で曲を書き、ギターの革新者であると信じられている。ギターの腕前は、ビートルズThe BeatlesやフーThe Whoといったグループに影響を与えた。

エディはアラン・フリードAlan Freedの映画『ゴー・ジョニー・ゴーGo Johnny Go』に出演している。

彼はまさにロックンロール誕生のパイオニアだった。21歳で死去。ロックの殿堂入りを果たした。