ロックンロール誕生 160

ジーン・ビンセントGene Vincent（1935-1971）バージニア州ノーフォーク

ビンセント・ユージン・クラドックVincent Eugene Craddockは12歳で初めてギターをもらった。幼い頃はカントリー、リズム＆ブルース、ゴスペルに惹かれていた。高校を中退し、17歳で海軍に入隊。海軍でキャリアを積むつもりだったが、1955年に医療上の問題で海軍を除隊した。1955年に足を負傷したが、負傷した足と医療による除隊の詳細は誰も知らない。

故郷に戻った彼は、ブルー・キャップスThe Blue Capsというロカビリー・バンドを結成し、ノーフォーク周辺のバーで演奏した。

1956年、キャピトル・レコードCapitol records（『ローリング・ストーン誌Rolling Stones Magazine』が選ぶ史上最高のロックンロール・ソング500にこの曲が選ばれている）で「ビー・バップ・ア・ルーラBe Bop A Lula」を作ってレコーディングし、ビルボード・チャートで5位となった。

その後、キャリアの中で40枚以上のレコードをリリースした。

彼はロカビリーの殿堂入りを果たした最初の人物である。1956年に「ウーマン・ラブWoman Love」、1957年に「ロッタ・ラビンLotta Lovin」、

1956年に「ブルー・ジーン・ボップBlue Jean Bop」、1956年に「ウェア・マイ・リングWear My Ring」を録音。

ジーンはロカビリー音楽の最初のパイオニアの一人であり、ロックンロールの誕生に重要な役割を果たした。ロックの殿堂入りを果たしている。