ロイ・オービソンRoy Orbison(1936-1988)テキサス州バーノン
エルビス・プレスリーは、1954年にサン・レコードSun Recordsから「ザッツ・オールライト・ママThat’s Alright Mama」をリリースした最初のロカビリー・シンガーだった。
「ザッツ・オールライト・ママ」は、1946年にアーサー・ビッグ・ボーイ・クルーダップArthur Big Boy Crudupがオールド・ブルース・ソングとして発表したものだ。
1年後の1955年にはロイ・オービソンが登場し、ロカビリー・シンガーの波が押し寄せる: カール・パーキンスCarl Perkins「ハニー・ドントHoney Don’t」、ジョニー・バーネット・トリオJohnny Burnette Trio「トレイン・ケプト・ア・ローリンTrain Kept A Rollin’」、サンフォード・クラークSanford Clark「ザ・フールThe Fool」、
ボイド・ベネットBoyd Bennett「セブンティーンSeventeen」、そしてロイ・オービソン「ウービー・ドゥービーOoby Dooby」である。
ロイ・バーノン・オービソンRoy Vernon Orbisonはテキサス州ウィンクで育ち、6歳までにギターを弾き始めた。ロイはカントリー・ミュージックが大好きだった。8歳の頃にはラジオで歌い、演奏していた。13歳の時、自分のバンド、「ウインク・ウェスターナーズThe Wink Westerners」を結成。高校卒業後、ロイはノース・テキサス大学North Texas Universityに入学し、ポップ・ミュージックに興味を持ち始める。