ロックンロール誕生 78

レコードは1955年10月にリリースされた。「トゥッティ・フルッティ」は、1956年のリズム&ブルース・チャートで2位、ビルボード・チャートで17位を記録。彼はさらに17曲のヒットを放ち、3曲がリズム&ブルース・チャートで1位を獲得している。リチャードは1956年に「ロング・トール・サリーLong Tall Sally」でビルボード6位、

Long Tall Sally - Album by Little Richard | SpotifyLong Tall Sally - Wikipedia

「リップ・イット・アップRip It Up」で同年17位、

Rip It Up (Little Richard song) - WikipediaLittle Richard / Rip It Up / Ready Teddy-レコードCD専門店 Eat Records

「スリップン・アンド・スライディンSlippin’ And Slidin’ (Peepin’ And Hidin’)」で同年33位、

Amazon Musicでリトル・リチャードのTutti-Frutti / Slippin' and Slidin' (Peepin' and  Hidin') (Rerecorded Version)を再生する45cat - Little Richard And His Band - Long Tall Sally / Slippin' And Slidin'  (Peepin' And Hidin') - Specialty - USA - SP-572-45

「ルシールLucille」で1957年21位、

Little Richard/Lucille45cat - Little Richard - Lucille / Send Me Some Lovin' - Specialty - USA -  598

「キープ・ア・ノッキンKeep A Knockin’」で同年8位、

Amazon.co.jp: Keep A Knockin': ミュージックLITTLE RICHARD (リトル・リチャード)- Keep A Knockin’ Keep A Knockin’ (US Orig.7"+PS)

「グッド・ゴリー・ミス・モリーGood Golly Miss Molly」で1958年10位、

Good Golly, Miss Molly ‑ by リトル・リチャード | SpotifyGood Golly, Miss Molly - Wikipedia

「オー・ミス・ソウルOoh! My Soul」で同年31位を獲得した。

リトル・リチャードが生みビートルズもカバーしたソウルの名曲「Ooh! My Soul」リトル・リチャードが生みビートルズもカバーしたソウルの名曲「Ooh! My Soul」

パット・ブーンとエルビス・プレスリーは、1956年に彼の「トゥッティ・フルッティ」をカバーした。

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ブーンのレコード売り上げは1956年にリチャードのレコードを上回った(最後のカバー・レコードがオリジナルの黒人レコードを上回るのは、この1年後だ)。プレスリーのカバーはリチャードのレコード売り上げを上回らなかった。プレスリーとビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツBill Haley and His Cometsは1956年にリチャードのレコード「リップ・イット・アップ」をカバーするが、リトル・リチャードのレコードはプレスリーとヘイリー両方のレコード売上を上回った。

Bill Haley And His Comets / Rip It Up Rock'N'Roll Volume 1 - Sweet Nuthin'  RecordsRip it up - Bill Haley And His Comets - ( 1956, 10'', Rhythm ) - CDandLP -  Id:2409103516

リトル・リチャードは、全米各地で開催された彼のライブで、人種を一緒にすることに大きな影響を与えた。50年代半ば、ほとんどの公共施設は白人と黒人を分けていた。彼のライブでは、黒人はバルコニー席、白人はフロア席に案内された。ショーが終わるころには、白人も黒人も一緒になってショーを楽しんでいた。リズム&ブルースのショーをめぐって南部が最も憤慨していたのは、「黒人差別法Jim Crow Laws」のせいだったようだ。北アラバマ白人市民会議North Alabama White Citizens Councilはテレビや新聞で、「ロックンロール・ミュージックはわが国の若者のモラルを破壊し、『セクシュアルかつ不道徳で、両人種の統合をもたらす』」という声明を発表し始めた。

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