Belmonts(Dion & the) Don’t Pity Me
Biography :
ブロンクスの労働者階級が住む地区から、1950年代後半を代表するヴォーカル・グループが誕生した。彼らはディオン&ザ・ベルモンツ(ベルモント・アヴェニューという近所の通りにちなんで名付けられた)で、メンバーはリードがディオン・ディムッチ、テナーがフレッド・ミラノとアンジェロ・ダレオ、ベースがカルロ・マストロアンジェロだった。ディオンは「The Chosen Few(選ばれし者たち)」、ベルモンツは「Out In Colorado(アウト・イン・コロラド)」を#105に収録しているが、これは壮大な西部劇の2曲のように聴こえ、1957年のブロンクス中心部の曲ではないことは確かだ。
ベルモンツは#106の「Teenage Clementine」と「Santa Margarita」であまり良い結果を残せなかった(誰がこんな曲を選んだのだろう?) そしてモヒカン#107で、ディオン&ベルモンツは「We Went Away」と「Tag Along」を録音した。このレコードはまたもや空白となり、新しく結成されたヴォーカル・グループに関する限り、モホーク・レコードの終わりとなった。