7 Angels(A), Sonny Gordon & the Myears Wedding Bells Are Ringing
Personnel :
- William “Sonny” Gordon (Lead)
- Frank Grier (Tenor)
- Donald Morris (Baritone)
- Leamon Crooms (Bass)
- Robert “Sonny” Brockington (Guitarist)
Discography :
1954 – Wedding Bells Are Ringing In My Ears / Times Have Changed (Grand 115)
1955 – Lovely Way To Spend An Evening / You’re Still My Baby (Grand 121)
ウィリアム・”ソニー”・ゴードンは、40年代後半にウエスト・フィラデルフィアのサルツバーガー中学校の聖歌隊で歌のキャリアをスタートさせた。1950年、ソニーは近所の友人フランク・グリアー(テノール)と共にオーバーブルック高校を卒業。彼らは、ドビンズ工科大学に通っていたドナルド・モリス(バリトン)とリーモン・クルームズ(ベース)という、近所(ウエスト・フィラデルフィアのマーケット北側)の2人組と一緒に歌い始めた。5人目のメンバーはギタリストのロバート・”ソニー”・ブロッキントンで、フランクの2番目のいとこだった。エンジェルズはグランド・レコードとレコーディング契約を結んだ。「Wedding Bells Are Ringing In My Ears」はフィラデルフィアでヒットし、10月16日の週にはビルボードのR&Bテリトリー・ベストセラー・チャートにランクインした(その後数週間)。
しかし、全国的なヒットはお金をもたらすものであり、「Wedding Bells Are Ringing In My Ears」が全国的にヒットしなかったとき、グランドは2枚目のペアをリリースした: 1955年1月、”Lovely Way To Spend An Evening “と “You’re Still My Baby”。
どちらもソニーがリードし、「Evening」のブリッジにはドナルド・モリスが参加した。ソニー・ゴードンがいなければツアーをすることは不可能だったので、ドナルド・モリスが新しいリード・シンガーとして戻ってきた。彼らは、フランク・グリアーの妻のいとこであるロバータ・ルーツ(アルト)を、再結成されたエンジェルズの4人目のメンバーとしてスカウトした。練習はしていたが、出演することはなかった。リーモンが空軍に入隊した1957年までには、すべてが終わっていた(結局、23年間を空軍で過ごすことになる)。その後、フランクは「フランク・グリエ・カルテットFrank Grier Quartet」と呼ばれるグループを次々と結成した(1958年にスワンにレコーディングしたグループもある)。