4-25.マイ・ジャニータMy Juanita-ジョニー・マエストロとブルックリン・ブリッジJohnny Maestro & The Brooklyn Bridge(ジョン・マストランジェロJohn Mastrangelo、アル・ブラウンAl Browne)
87年6月20日ライブコンサートで録音
25年前に音楽的ピークを迎えたアーティストを、今日、生で見るのはつらい思いで、特にそのビッグ・ヒットが一回限りの現象だとなおさらだ。逆に党のアーティストが才能を発揮して成功し続け、今日もまだ『うまくいっている』時は、言葉で言い表せないほどの喜びを味わえる。50年代後期から60年代初めのクレスツThe Crestsのリード・シンガーであるジョニー・マエストロJohnny Maestroは後者であり、彼の2番目のグループのブルックリン・ブリッジとともに、イーストコーストで定期的に登場し、活動を続ける人気アーティストだ。
1987年、ニューヨークのWCBS FM――おそらく全国最大のオールディーズ放送局――は15周年を記念して、マンハッタンのラジオ・シティ・ミュージカル・ホールRadio City Musical Hallで、素晴らしい2部構成のステージを上演し、ディオンDionとベルモンツThe Belmontsやデル・サテンズDel Satinsのメンバー、ジョニー・マエストロとブルックリン・ブリッジをフィーチャーした。
二人とも30年間ニューヨークのヒーローであり、マエストロの演奏の一部を抜粋したが、その中で彼はクレスツの初期や当時の印税支払について面白く話した。ア・カペラ、かっこいいサックス、素晴らしいハーモニー、冗談もあって、良い時代にはぴったりのものだった。