ザ・ドゥーワップ・ボックス Ⅰー131

4-20.ネバー・レット・ユー・ゴーNever Let You Go-ファイブ・ディスクスThe Five Discs(ジョン・カルボーネJohn Carbone、ポール・アルバーノPaul Albano、トニー・バジーレTony Basile、ジョー・バーサローナJoe Barsalona、チャールズ・ディベラCharles DiBella)

ザ・ファイブ・ディスクスUS廃盤☆THE FIVE DISCS-『SING AGAIN!』 - MODERN RECORDS 2号店(LP/CD)

62年11月チアーCheerのシングルとして発売

The Five Discs – Never Let You Go / That Was The Time (1962, Vinyl) -  Discogs
粘り強さとは何だろう?一つ例を挙げると、ファイブ・ディスクスは、自分たちの(全国的)シングル・ヒットは一曲もなく、ニューヨークの人気グループとして30年間存続した。ディスクスは、後の忘れられてしまう一連のレーベルに自分たちを身売りしている間に、たくさんの素晴らしいシングルをレコーディングした。最初のレコードは1958年のイースト・コーストにおけるマイナー・ヒットで、いまだに人気のある「アイ・リメンバーI Remember」だったが、2年間で3つの異なるレーベルからリリースされ、ちゃんとした宣伝をしてもらえなかった。

The Five Discs – I Remember (1958, Vinyl) - DiscogsThe Five Discs – I Remember (Vinyl) - Discogs

それに続く努力は、えー、ドゥウェインDwain、イェールYale、カロCalo、ラストRustのような『大』レーベルからなされたが、自分たちの無名さを再確認することになった。

KILLER NYC DOOWOP-FIVE DISCS-MY CHINESE GIRL/ROSES-DWAIN 803 | eBayAdrienne Allen & the 5 Discs 45 Yale / When Love Comes Knocking at Your  Door | eBay

The Five Discs – Adios / My Baby Loves Me (1958, Vinyl) - DiscogsFIVE DISCS 45 I Remember / World Is a Beautiful Place RUST doowop MINT- Kz  1184 | eBay
「アイ・リメンバー」をレコーディングした時に人種混交グループだったファイブ・ディスクスは、全員白人5人組として、レコードになった最もテンポの速いドゥーワップである「ネバー・レット・ユー・ゴー」を録音するまでの次の数年間、ファイブ・ディスクスはリード・シンガーとバック・ボーカリストの入れ替わりを経験した。この曲はニューヨークでしかヒットせず、全てのドゥーワップの手法がほとんど完全に集合されている。きっと気が付くだろうが、チャーリー・ディベラCharlie DiBellaは、しょっぱなから熱狂的な多音節シラブルのバス・イントロを歌い始めて、ほとんど息もつけないほどだ。ファルセットはリズミカルにバックのボーカルを歌い、サックスを鳴らし、決して速度を落とさないこの素晴らしいレコードの中で、その他のものがお互いに組み合わされている。

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