私はWHOMの放送局でアラン・フレデリックスAlan Fredericksの人気番組のナイト・トレインNight Train ディー・ジェイ・ショーをちゃんと聞いていたところ、他では聞くことのできない素晴らしいグループのレコードがたくさんかかった。
ある運命の土曜の夜、フレデリックスは新しいスポンサーとして、タイムス・スクエアの中心にあるブロードウェー1475番地にあるタイムズ・スクエア・レコード・ショップTimes Square Records Shopを宣伝した。
もし、お店が顧客から必要とされているオールディーズのレコードを持って行けば、即金化金券をもらえるのだが、ミュージック・シティのフォー・デューシースThe 4 Deucesによる「W-P-L-J」や、ハート・ビーツThe HeartbeatsのハルHullのレコードの「ピープル・アー・トーキングPeople Are Talking」の名前がその日に挙がった。
オーナーのアービング・スリム・ローズIrving “Slim” Roseは、チャンス・レーベルthe Chance labelムーングローズThe MoonglowsやフラミンゴスThe Flamingosによる45回転盤(78回転は望まれなかった)には、さらにいっそう払った。
おそらく、R&Bコレクターの少数のパイオニアなら今は伝説になった1959年のシカゴのチャンス・レーベルChance labelについて知っているだろうが、私はそのうちの一人ではない。私のほとんどの友人と同じように、アラン・フリードAlan Freedが「シンシアリーSincerely」をかけたのを聞いて、ムーングローズが好きになった。
フラミンゴスThe Flamingosに関する私の知識は「アイル・ビー・ホームI’ll Be Home」から始まり、間違いなく最初の曲だ?!その秋の晩、(ニューヨーク・エリアの、ほとんどが白人の数多くのロックンロール・ファンと一緒に)リズム&ブルース・グループのハーモニーの歴史をたくさん教えてもらった。