エルビスは、最初の両面ナンバーワン・ヒット、「冷たくしないでDon’t Be Cruel」と裏面の「ハウンド・ドッグHound Dog」がこの年の後半のほとんどでラジオを支配し、「ラブ・ミー・テンダーLove Me Tender」に置き換わるまでチャートの1位だった。

![Elvis Presley – Hound Dog / Don't Be Cruel – Vinyl (7", Single + 2 more), [r1285152] | Discogs](https://i.discogs.com/MYniGQkfjecbQee0qTVWvEtElrIaAqnamEnI7YNzr0M/rs:fit/g:sm/q:90/h:600/w:590/czM6Ly9kaXNjb2dz/LWRhdGFiYXNlLWlt/YWdlcy9SLTEyODUx/NTItMTIwNjM5OTI5/NS5qcGVn.jpeg)
![Elvis Presley – Hound Dog / Don't Be Cruel – Vinyl (7", 45 RPM + 2 more), 1977 [r923159] | Discogs](https://i.discogs.com/uHOPJnniPB8WOSXBKy8egInZg8S52XA4hv0l8zHRliU/rs:fit/g:sm/q:40/h:300/w:300/czM6Ly9kaXNjb2dz/LWRhdGFiYXNlLWlt/YWdlcy9SLTkyMzE1/OS0xMzExNDQ3OTEx/LmpwZWc.jpeg)


特に長年にわたってエルビスに対するばかげた非難に照らして、注目すべきことが二つある。まず、ハウンド・ドッグのレコードはウィリー・メイ・ソーントンWillie Mae Thorntonの曲のようには決して聞こえず、メロディもテンポも全く違う。

二番目に、「冷たくしないでDon’t Be Cruel」は、ボーカルの叫び声とジョーダネアーズThe Jordanairesのバック・コーラスがフィーチャーされている。
ジョーダネアーズはエルビスがメンフィスで称賛していた白人のゴスペル・カルテットで、しばらくは彼のレコードに登場することになる。
サム・フィリップスSam Phillipsもエルビスとの契約金売却で得たお金が豊富にあったので、名曲をいくつか売り出した。

カール・パーキンスの「ボッピン・ザ・ブルースBoppin’ the Blues」と「ディキシー・フライドDixie Fried」はロカビリー色が強い名作で、サニー・バージェスSonny Burgessの「ウィー・ウォナ・ブギWe Wanna Boogie」、そして人種差別主義者ギリギリのウォーレン・スミスWarren Smithの曲、「ウバンギ・ストンプUbangi Stomp」は少なくともロックンロールに関しアフリカ人を称賛している。
![Carl Perkins – Boppin' The Blues – Vinyl (Yellow Tie, LP, Compilation), 1984 [r1887511] | Discogs](https://i.discogs.com/ME7b-ecdCP9T-_TTVpbMh_FwGr-HWkeY395HC_xphE4/rs:fit/g:sm/q:40/h:300/w:300/czM6Ly9kaXNjb2dz/LWRhdGFiYXNlLWlt/YWdlcy9SLTE4ODc1/MTEtMTM2NDA1NzUy/NS02MTg4LmpwZWc.jpeg)




