アメリカン・ポップス1955-1

アメリカンポップスを1955年から1964年までご紹介します。

1955年は映画音楽とヒット曲の結びつきが強かった時代です。映画「海底の黄金」でペレス・プラードの「セレソ・ローサ」がかかって、大ヒットしました。

ORQUESTA PEREZ PRADO -CEREZO ROSA

そしてMGM映画「暴力教室」(Blackboard Jungle)のテーマ曲として「ロック・アラウンド・ザ・クロック」が使われました。

ック・アラウンド・ザ・クロック ビル・ヘリーと彼のコメッツ 1954

ビル・ヘイリーと彼のコメッツは既に、何曲かヒット曲を持っていました。

シェイク・ラトル・アンド・ロール ビル・ヘイリー

Bill Haley – Crazy Man Crazy

クレージー・マン・クレージーは演奏中に、ウッド・ベースを高く差し上げたり、ウッド・ベースの上に人が乗ったりしていました。同じようなことをクレージー・キャッツがしていて、それを見た米兵が「クレージー」と叫んだため、「クレージー・キャッツ」の名前がついたかもしれない、と大瀧詠一氏は解説しています。

2018年のビル・ヘイリー・ジュニアとコメッツBill Haley Jr.& The Cometsの演奏です。ウッドベースの上に乗っていました。

ウッドベースの上に立ってしまいました。

今度は、掲げてしまいました。

元々は「ビル・ヘイリーとサドルマン」と言っていましたが、1951年に最初のレコードを出し、1952年には「ビル・ヘイリーとコメッツ」に名前を変えました。