次の愛国心あふれる「バック・イン・ザUSA Back in the U.S.A.」は、世界ツアーの後、帰国を祝ったもので、R&B16位、ポップ37位になった。

そして名作と考えられている「メンフィス・テネシーMemphis, Tennessee」」は、留守中にかかってきた相手にかけ戻そうとする男の素晴らしい物語だが、ベリーが最後の詩で初めて明かすように、遠くにいるガールフレンドではなく、別居中の妻と暮らす6歳の娘からで、何百回もカバーされているが一度もチャート・インしなかった。

その代わりに夏の初めヒットした曲は、ジミー・ドリフトウッドJimmy Driftwoodの書いた歴史的な曲「ニューオーリンズの戦いThe Battle of New Orleans」で、ジョニー・ホートンJohnny Hortonがフォークの流行をある程度掘り起こした。


また、ジャングル・サウンドを入れたマーティン・デニーMartin Dennyの異国風な「クワイアット・ビレッジQuiet Village」、


ロイド・プライスLloyd Priceの大作「パーソナリティPersonality」があり、


リーバー&ストーラーLeiber and Stollerがリトル・ウィリー・リトルフィールドLittle Willie Littlefieldのために書いた初期のヒット曲「KCラビングK.C.Loving」は特異なワン・マン・バンドのウィルバート・ハリソンWilbert Harrisonによって「カンサス・シティKansas City」に作り直された。
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そういえば、ボビー・ダーリンBobby Darin、コニー・フランシスConnie Francis、フェビアンFabian、フランキー・アバロンFrankie Avalon、カール・ドブキンス・ジュニアCarl Dobkins Jr.、ブラウンズThe Brownsによる「行儀の良い曲」もあった。





