実際にはいくつかの時代の音楽があった。子供たちは学校に戻り、夏の思い出はエコーがかかったフラミンゴスThe Flamingosのスロー・ダンスの別のヒット曲「ラバーズ・ネバー・セイ・グッドバイLovers Never Say Good-Bye」で余韻を引いていたものの、ツイストは完全に継続していた。


ペパーミント・ラウンジthe Peppermint Loungeのビー&ティーズThe B&Tsはそのことに気づいていて、9月21日、アメリカでもっとも良く読まれているゴシップ・コラムニストの一人、コリー・ニッカーボッカーCholly Knickerbockerは、ロシアのオボレンスキー王子Prince Obolenskyがそこで(本当の話ではないが)ツイストを踊っているのを見て、「ツイストは10代の新しいダンスの流行だと報じた。
![Joey Dee & The Starliters – At The Peppermint Lounge – Vinyl (Red vinyl, 7", 45 RPM, EP), 1962 [r9247365] | Discogs](https://i.discogs.com/sJrw6xs4bU2PJFCCZONPr4uXRm62ZLSF6ZlH0Yl3taE/rs:fit/g:sm/q:90/h:600/w:599/czM6Ly9kaXNjb2dz/LWRhdGFiYXNlLWlt/YWdlcy9SLTkyNDcz/NjUtMTQ3NzMxNzI0/Mi01NDk2LmpwZWc.jpeg)

![]()
しかし、ツイストを踊るのに10代になる必要はない。」(これは本当の話だ。) ロシア貴族登場のでっち上げは、すぐにアメリカ人セレブの本物の登場にとって代わられ、トルーマン・カポートTruman Capote、ノエル・カワードNoel Coward、マリリン・モンローMarilyn Monroe、ジュディ・ガーランドJudy Garland他、たくさんの人たちが、このバカ騒ぎはどうなのか見ようと立ち寄った。

![Amazon.co.jp: Mad About the Boy: The Noel Coward Story [DVD] : Alan Cumming, Rupert Everett, Laurence Olivier, Maggie Smith, Frank Sinatra, Michael Caine, Lucille Ball: DVD](https://m.media-amazon.com/images/I/715v3DI-LkL._AC_UF894,1000_QL80_.jpg)


フィル・シルバースPhil Silversは、近くの劇場の一つにおいて、ミュージカルのドレミDo Re Meで主役を務めていて、このショーに、すぐにツイスト・ナンバーを加えた。

ディック・カミDick Camiはフロリダで義理の父親のジョニー・ビエロJohnny Bielloと一緒にリラックスしていたが、その時ニューヨークからクラブについて、何とも言い難い支離滅裂の電話を受けた。何が起きているのか把握する必要がある。

盗聴の恐れがあるので、そこに電話を置いておらず、ディックはクラブに電話を掛けられなかったのだが、隣のニッカーボッカー・ホテルthe Knickerbocker Hotelのロビーには公衆電話があって、そこはクラブに通じる裏口のそばだった。

ディックは電話をし、凶暴な奴、テリブル・タークthe Terrible Turkということしか分からない用心棒の一人が受けたが、非常に多くの人が正面のドアから入れずに後ろからこっそり入ろうとするので、裏口をガードしているのだ。

この用心棒は、裏から入ろうとする人を怖気づかせるのにうってつけだ。ついに、ディックはマネージャーのルイ・ロンバーディLouie Lombardiに電話がつながった。

ロンバーディが電話に向かって叫んだ。「本当なんです。この酒場が爆発しかかっています。誰がいると思いますか?女優のグレタ・ガーボGreta Garboです。あの娘、構わないでって言ってます。今晩ここに来ているんです。

ここにいないのは、あなた方だけなんです。」ディックは電話の内容についてビエロBielloに話し、ニューヨーク行きの一番早い飛行機に乗った。空港でタクシーに乗り込み、ドライバーにペパーミント・ラウンジthe Peppermint Loungeに向かうように言ったが、「冗談でしょう。その場所の15ブロック以内には入れませんよ」と返事をした。

行ける所まで行って残りは歩いた。二人が中に入った時にディックが言った。「もしたった今このクラブが燃え落ちても、ニューヨーク社会の半分しか消滅しない、残り半分は中に入ろうとして整列して待っているのだから。」
