
このレーベルでのラリーの最後のレコーディングは自分を描いた「バッド・ボーイBad Boy」で、

B面は「シー・セッド・イエー!She Said ‘Yeah!」だったが、
この最後の曲のプロデュースは、ロサンゼルスの音楽業界に通じているとアート・ループArt Rupeの耳に入った、新人のソニー・ボノSonny Bonoが担当した。


ボノは、ループが見つけたデュオのドン(テリー)&デューイ(ハリス)Don (Terry) and Dewey (Harris)とも一緒に仕事をし、その「ジャスティンJustine」はリトル・リチャードへのオマージュであり、リチャードのバンドと一緒に録音したものだった。

しかし、リチャードのレコードは別として、これらの曲はあまりヒットせず誰も成功することがなかったので、ループはサム・クックSam Cookeやバンプス・ブラックウェルBumps Blackwellとの契約を打ち切ったことで、墓穴を掘ることになった。

