ロックンロール誕生 198

ジミー・リードJimmy Reed(1925-1976)ミシシッピ州ダンリース

Ain't That Lovin' You Baby ‑ 曲・歌詞:Jimmy Reed | Spotify

マティス・ジェイムズ・リードMathis James Reedとして生まれ、ミシシッピ州の田舎で小作農を営む10人兄弟の一人として育ち、20代前半でシカゴに移住。幼い時からハーモニカの演奏を学ぶ。

リードは1943年に海軍に徴兵され、1945年に故郷のミシシッピに戻った。故郷に戻るとガールフレンドと結婚し、子供が生まれた。

家族のために仕事を求めてインディアナ州ゲイリーに移り住んだ。50年代までには、リードはプロのミュージシャンとしての地位を確立し、有名なバンドで演奏していた。

彼はまずチェス・レコードChess Recordsに挑戦したがうまくいかず、ビー・ジェイ・レコードVee Jay Recordsに行ってレコード契約を結んだ。リードのビー・ジェイでの最初のヒットは「ユー・ドント・ハブ・トゥ・ゴーYou Don’t Have to Go」だった。

Jimmy Reed – You Don't Have To Go – CD (Compilation), 1994 [r2394654] |  DiscogsGripsweat - JIMMY REED - You Don't Have To Go / Boogie - VEE-JAY - Blues 45  Red Wax ♫

リードは慢性アルコール依存症で、妻は彼が演奏したりレコーディングしたりする曲の歌詞を忘れないようにいつもそばにいてくれた。彼のブルース・ミュージックは、黒人、白人両方の聴衆から常に高く評価されていた。1958年から1961年にかけて、リードはビー・ジェイ・レコードで17曲のリズム&ブルースのヒット曲を生み出した。ビルボードでチャート32位の「オネスト・アイ・ドゥHonest I Do」とチャート37位の「ベイビー・ホワット・ユー・ウォント・ミー・トゥ・ドゥBaby What You Want Me To Do」はヒットした。

Honest I Do - Best of Jimmy Reed - ジミー・リードのアルバム - Apple Music45cat - Jimmy Reed - Honest I Do / Signals Of Love - Vee Jay - USA - VJ 253

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ジミー・リードは戦後最高のブルース・ソングライターでありミュージシャンであり、彼の(ブルースでの)人気はロックンロール誕生の重要な一部となった。彼はロックの殿堂入りしている。