The Top 1000 Doo-Wop Songs 28

Belmonts(Dion & the) Where Or When

Dion And The Belmonts – Where Or When (1959, Bridgeport Pressing, Vinyl) - DiscogsDion And The Belmonts – Where Or When (1959, Vinyl) - Discogs

1960年の新年早々、カルテットはスタジオに入り、イントロとエンディングでサックスが奏でる美しい対旋律をフィーチャーしたポップ・スタンダード「Where Or When」に挑戦した。興味深いのは、フランキー・レインのポップ・ヒット「That’s My Desire」のザ・チャンネルズ・ヴァージョンで、『Whirlin Disc』に収録されたオリジナル・ヴァージョンの特徴であった大げさなベースはなく、完璧なハーモニーを聴かせた。

Dion & The Belmonts   Dion & The Belmonts

ローリー3044号に収録されたこのレコードは大成功を収め、1960年初頭のポップ・チャートを席巻し、全米ベストセラー・リストの首位に挑戦した(パーシー・フェイスのMOR映画曲「Theme From A Summer Place」に首位の座を奪われた)。ディオン&ベルモンツに間違いはないと思われた。彼らがレコーディングした曲はすべて大ヒットした。春には、ウォルト・ディズニー映画『ピノキオ』で有名になった曲をレコーディングした。その曲は「When You Wish Upon A Star(星に願いを)」で、ベルモンツとディオンは再びチャートを賑わせた。

Dion & The Belmonts

この夏のチャートヒットはもう1曲、「In The Still Of The Night」(1930年代のポップ・スタンダードで、ファイブ・サティンズの曲ではない)の3059位だった。この2年間、グループにとってうまくいっていた成功の方程式は、もう出尽くしてしまったようだった。このレコードはほとんどチャートインせず、30位台にわずかに入っただけだった。その年の暮れには解散が決まり(関係者によれば、ほとんどが友好的なものだったらしい)、ディオンはソロとして世に出てローリーと契約し、ベルモンツはカルロがリード・シンガーの座を引き継いだ。一方、ディオンは60年代初期にいくつかの記念碑的なヒット・レコードを出し、彼の曲のいくつかは10代のアンセムとなり、生涯語り継がれることになった。

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