4-24.モース・コード・オブ・ラブMorese Code Of Love-カプリスThe Capris(ニック・サンタマリアNick Santamaria)
82年4月アンビエント・サウンドAmbient Soundのシングルとして発売
70年代初めにおけるノスタルジアのリバイバルは、ドゥーワップ時代に誕生した多くのグループに、小規模ながらキャリアの刷新や復興のチャンスを与えた。80年代初めにビジネスマンのマーティー・ペカーMarty Pekarは、新レーベルであるアンビエント・サウンドAmbient Soundを再建することによって、ドゥーワップという形を保存しようとして当然の次のステップを取り、再建されたグループのいくつかをフィーチャーしたアルバム(もちろん、最新制作技術を使って)を6枚レコーディングした。
結果は、商業的にはうまく行かなかったが、一連の演奏はとても満足のいくもので、最高だったのは「ゼアリズ・ア・ムーン・アウト・トゥナイトThere’s A Moon Out Tonight 」を生み出したカプリスの、このネオ・ドゥーワップの名曲かも知れない。
オリジナル・リード・シンガーのニック・サンタマリアNick Santamaria――60年代初めからグループと一緒に演奏していなかった――がアルバムのために書き、シングルとしてリリースされるとちょっとした現象になり、オールディーズ放送局に取り上げられて、あたかもオリジナルが50年代にリリースされたかのごとくかかった。
この曲は由緒あるクラシックの精神と楽しさを持っていて、今日におけるちょっとした定番になったので、カプリスは、1961年にトップ3になった時よりも、過去10年の方がツアーや演奏で成功した。ハッピー・エンディングとなることも本当にあるものだ。