3-22.フーズ・ザット・ノッキングWho’s That Knocking-ジェニーズThe Genies(クロード・ジョンソンClaude Johnson、フレッド・ジョーンズFred Jones、リロイ・カークランドLeroy Kirkland)
58年6月録音、59年冬シャドShadのシングルとして発売:ポップ71位
『えーと、彼とは遊歩道で出会った。』おっと、本当の話だけど、曲とは関係ないな。そうなんだ、ジェニーズは実は1958年にロングアイランド、ロングビーチで歌っているところを見い出された。彼らの会った男はレーベルのオーナーのボブ・シャドBob Shadで、その夏、グループのためにオーディションとその後のレコーディング・セッションを設定し、そこからこの古典的なアップ・テンポのドゥーワップが生まれた。
「フーズ・ザット・ノッキング」もまたワンヒット・ワンダーで、ほとんどの場合、グループで歌ったが、音楽上の問題があるときには少数のバーではソロ・ボーカルが出演した。レコードはドラムビートがバックのグループに合わせて大きな音で叩いてとても目立っていたという点で、普通とは(古典的ドゥーワップの範囲内では)異なっていた。
トリビア好きの人や家系図作成家なら、ジェニーズの一人であるクロード・ジョンソンが、数年後に、デュエットで「ホワッツ・ユア・ネイムWhat’s Your Name?」のヒットをビッグトップ・レコードBigtop Recordsから出したドンとジュアンDon & Juanのジュアンになるのを知って興奮するだろう。
しかし少なくとも遊歩道にいるところを見つかっておらず、家のペンキを塗っている間に歌っているのを立ち聞きされた。