ザ・ドゥーワップ・ボックス Ⅰー63

ボリューム2 Volume Two ロックンロール爆発The Rock ‘N’ Roll Explosion(1955-1957

2-1.スピードゥーSpeedoo-キャディラックスとジェシー・パウエル・オーケストラThe Cadillacs, with Jesse Powell Orch.(エスター・ナバロEsther Navarro)

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55年10月ジョシーJosieのシングルとして発売:R&B3位、ポップ17位

The Cadillacs – Speedoo Lyrics | Genius Lyrics
もし、キャディラックスThe Cadillacsのライブ演奏を見たことがあるなら、この曲を聞くと彼らがステージで必ずいいところを見せようとするのを目の当たりにする。その当時割と振付が上手かったグループの一つだったキャディラックスは、大抵は彼らのステージ・ショーのハイライトで、このアップテンポの名曲の間、手拍子を打ちながら気取って歩くことができた。1955年はこのような曲がいっぱい放送されていたので、ロックンロールを無視することは難しかった。リード・シンガーのアール・キャロルEarl(「みんなは僕のことをよくスピードSpeedoと呼ぶけど、本名はミスター・アールMr. Earlだ」)Carrollは、昔も今も自称は『スピードSpeedo』だが、ほとんどの場合「スピーディーオ」と歌っていると言い張っている。

Artist: Earl Carroll [US2] | SecondHandSongs

キャディラックスはキャロルをリードとして、バラード・レコードをたくさん出し、グループマニアだったら例外なく珍重する50年代半ばのジョシー・レーベルJosie labelに飛び移って、10年間、コースターズThe Coastersのようにノベルティー・アーティストに進化していく。

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