ロックンロールの歴史 1956年 12

ソニー・ボーイ・ウィリアムソンSonny Boy Williamsonはクラブで人気を得て、チェスで時々ヒットレコードを作った。

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ボ・ディドリーBo Diddleyは、ティーネージャーと大人の両方のマーケットで演奏していて、ユー・プリティ・シングYou Pretty Thingは若者にアピールし、暗く悪いことが起こりそうな、フー・ドゥ・ユー・ラブWho Do You Loveは全く別の何かを持っていた。

Bo Diddley - Hey! Bo Diddley (1966, Vinyl) | DiscogsBo Diddley - Pretty Thing (1963, Vinyl) | Discogs

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チェスはがちがちのブルースを独占しているというわけでもなかった。ビー・ジェイVee-Jayは、ギタリストのジミー・リードJimmy Reedを見出したが、彼はラックに入れたハーモニカを吹き、最小限の伴奏とし、シカゴでは信じられないほどの人気で、直ぐに他でも人気になった。

Vee Jay Records レーベル | リリース | Discogsジミー・リード:珍しいブルースのヒーロー音楽人生

1956年のヒットには、エイント・ザット・ラビン・ユー・ベイビーAin’t That Lovin’ You, Baby、キャント・スタンド・トゥ・シー・ユー・ゴーCan’t Stand to See You Goなどがあった。

Ain't That Lovin' You, Baby (Jimmy Reed song) - Wikipedia45cat - Jimmy Reed - Can't Stand To See You Go / Rockin' With Reed - Vee  Jay - USA - VJ 186

ビー・ジェイにはデトロイトからブルース演奏者のジョン・リー・フーカーJohn Lee Hookerがやって来て、契約はしなかったが、自分の昔の曲ディンプルスDimplesをレコーディングした。

Amazon | John Lee Hooker: The Ultimate Collection 1948-1990 | Hooker, John  Lee | シカゴ・シティブルース | 音楽Dimples (song) - Wikipedia

そして、実際にそうだったわけではないが、もしブルースがサウス・サイド・シカゴ・ブルース演奏者の世代で通用すると心配するなら、ライバルとなる若者たちの舞台はウェスト・サイドに立ち上がり、そして、そこでの最大のスターで、22歳の左利きのギタリストであるオーティス・ラッシュOtis Rushは、コブラ・レーベルCobraで、アイ・キャント・クイット・ユー・ベイビーI Can’t Quit You Babyに調和した。

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コブラはできたてのレーベルで、(ラッシュの曲は最初のシングルだった。)ジュークボックス運営業者、エリー・トスカーノEli Toscanoが経営していた。

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これらのアーティストは成年で、強い酒を提供するナイトクラブのお客にアピールし、ティーネージャ―は行くことができなかった。この観客たちは自由に使える収入があり、レコードを買う可能性があることで、R&Bマーケット世代の広がりがあった。ルース・ブラウンRuth Brownのような演奏者は、もっと洗練されるか大人の素材をレコーディングすることによって、成功することができると考え、一方で新人たちはここでスタートし、途中でティーネージャ―を獲得できれば、なおさら結構だと考えた。

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たぶんその最強の例はリトル・ウィリー・ジョンLittle Willie Johnだ。

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彼は子供のころから演奏をしていて、子供の時彼のクリスマス・シングルをリリースした数人と一緒にニューヨークに行ったとき、テレビを見ていて、カウント・ベイシーCount Basieが出演すると、彼らから離れた。

Count Basie

ウィリーは消え、テレビ・スタジオに走って行き説得して、生放送のテレビでベイシーのバンドの前にゲストになってしまった。その間、彼の周りの人たちは、信じられないまま見つめていた。彼の最初のレコードはリズム・アンド・ブルース調の、オール・アラウンド・ザ・ワールドAll Around the World(リトル・ミルトンLittle Miltonによる後のバージョンであるグリッツ・エイント・グローサリーGrits Ain’t Groceriesでより良く知られている)だったが、サバ―・クラブ領域に見事に入り込んだのは、1956年の、アイ・ニード・ユア・ラブ・ソー・バッドI Need Your Love So Bad、そして特に、フィーバーFeverだったが、こちらは2年後にペギー・リーの経歴を再点火させた。

Little Willie John - All Around The World / All My Love Belongs To You  (1964, Vinyl) | Discogs

ウィリーはキング・レーベルからレコードを出し、シド・ネイザンSyd Nathanはジェームス・ブラウンJames Brownよりウィリーの音楽の方が好きだったことは間違いがないが、この二人の演奏者は後に親友となった。

King Records レーベル | リリース | DiscogsSyd Nathan | ディスコグラフィー | Discogs

Classic Apollo Theater Poster: Little Willie John, and James Brown & The  Flames | James brown, Vintage concert posters, Band posters

その春早く、大佐はラス・ベガスのニュー・フロンティア・ホテルNew Frontier Hotelから、ビーナス・ルームでエルビスが演奏するオファーを受け取った。

ニュー フロンティア ホテル (New Frontier Hotel)|クチコミあり - ニューデリー&NCR

April 23, 1956 - Elvis performed at the Venus Room, New Frontier Hotel, Las  Vegas at 8.00 p.m. and midnight. | Young elvis, Elvis presley live, Elvis

そこでは、エルビスの経歴で初めてへまをすることになった。エルビスを見に来た数人が、自分たちの見たものが何かわからず、エルビスはかつてないほど緊張したのだ。2週間経ち、契約の終わりになってリラックスできるようになったのだが、彼の中心的聴衆であるティーネージャー達は、ラス・ベガスにいてもエルビスを見に入ることができなかった。エルビスに起きた最大の出来事は、たぶん、彼の開演舞台のフレディ・ベルとベルボーイズFreddie Bell and the Bellboysで、このグループは異常に活動的で初期ロックンロール映画のいくつかにも登場している。

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彼らの演奏した曲のうち一曲が、ウィリー・メイ・ソーントンWillie Mae Thorntonのハウンド・ドッグHound Dogの編曲で、オリジナルとは似ても似つかなかった。

Big Mama Thornton | ディスコグラフィー | DiscogsWillie Mae "Big Mama" Thornton* - Hound Dog / Night Mare (1953, Shellac) |  Discogs

エルビスはこの曲を知っていたが、この新しい取り組みを気に入った。「我々は彼らからそのまま盗んだ。」とスコッティ―・ムーアScotty Mooreは認めた。

HOUND DOG GUITAR SOLOS (SCOTTY MOORE) - YouTube

ニューズウィークは、エルビスの姿をシャンパン・パーティーにおける不法ウィスキーとたとえ、雑誌のバラエティーは、彼を酷評した。しかしエルビスは成功した。

Newsweek V.110 #5 Aug. 3, 1987 Elvis Ten Years After, The Legend Grows:  Newsweek, Inc.: Amazon.com: Books

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